ご挨拶

2013年、新年明けましておめでとうございます。

東北地方を襲った未曾有の大震災から2年近くが経過しました。これに続く原発事故が被害を拡大させ、いまだ収束の方向すら見えません。被災地の一日でも早い復旧を願ってやみません。

そんな中、昨年末の衆議院選挙で自民党が大勝し、3年3ヶ月ぶりに政権交代が実現しました。安倍首相の「脱デフレと日本経済再生」を最優先とした政治姿勢に期待が高まり、年末年始にかけて株高・円安へと相場が大きく反転しつつあります。大胆な金融緩和策やインフレの数値目標設定が好感されたようですが、民間設備投資や実需回復が伴うかどうか、これからが本当の正念場といえるでしょう。

復興財源の手当てや財政再建、景気回復、社会保障との一体化など政治課題が山積する中で、これまでにも増して税制改革に注目が集まっています。今後の議論には目が離せないところです。

これから数年は、政治も経済も税制も重要な転換期になりそうです。日本丸の浮沈がかかった変化が起きるかもしれません。そして、変化は大きなチャンスの到来を意味します。

私たち税理士の仕事は、単に税金の計算をするだけではありません。
経営に必要な情報を整理、分析して、今後の事業計画に役立てていただくことも私たちの重要な責務です。
お客様と良きパートナーシップを築きながら、業容拡大のお役に立つことが、税理士の使命であると考えています。

規制緩和、IT化の進展、電子申告の推進など、税理士を取り巻く環境もさまがわりしつつあります。
私たちは、これからの新しい時代に対応していける税理士事務所をめざして努力していく所存です。
わかりにくいことや、ご質問があれば、何でもお気軽に電話やメールでご連絡頂ければ幸いです。