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8月25日水曜日: 『永遠のゼロ』

カテゴリ: General
投稿者: admin
今年の夏は、よく本を読みました。

そのなかでいちばん感動したのが『永遠のゼロ』。

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文庫本で600ページ弱の長編ですが、
読んでいくうちにグイグイ引かれて、
あっという間に読了してしまいました。

そして、衝撃のラストシーンには、思わず目頭が熱くなりました。


終戦記念日の前後は、
書店に戦争モノが並びます。

特設コーナーに平積みしてあった1冊を、
たまたま手にしてパラパラ開いたのが、
この本との出合い。


自分を幼い頃から可愛がってくれた人が、
実は本当の祖父ではなかった。

そして、本当の祖父は、
終戦の数日前に、特攻隊員として南西沖に散華していた。

若くして戦争未亡人となった祖母は、
遺児(自分の母)を連れて、今の祖父と再婚。
その後、平穏に幸せな人生をまっとうした。


こんなショッキングな事実を知った主人公が、
かつての戦友を訪ね歩いて、
本当の祖父のことを調べ始めるところから、
この物語はスタートします。

そして、元戦友たちの話から浮かびあがってくる祖父の姿は、
主人公が予想もしないものでした。

誰もが一目置くような凄腕の飛行機乗りでありながら、
妻子のために生き残ることに執着する零戦パイロット。

そして『臆病者』という不名誉なレッテルを貼られたその祖父が、最後に選んだ道は。。。


そこには、驚愕のクライマックスが待ち受けています。

「人は何のために生きるのか」という根源的なテーマを改めて考えさせられる本でした。


戦友たちの祖父に対する評価はさまざまで、これを順番に聞き取っていくうちにひとつの人間像を浮かびあがらせていくというストーリー展開は見事ですね。

しかも、あちこちに巧みに伏線を散りばめながら。。。



お勧めです。

読むなら、一気に読んで下さいね。

8月 6日金曜日: 漢字は難しい。。。

カテゴリ: General
投稿者: admin
昨日の夜、事務所を出ようとしたら、
あるお客さん(Aさん)から電話がかかってきました。

私が作った源泉徴収票をよく見たら、
息子さんのお嫁さんの名前の漢字が違っているというのです。

名前を間違えるなんて、あってはならない基本的なミスなので、
「えっ!それは申し訳ありません」
と、ひとまず詫びて、
「で、何と書かれてました?」と私。

Aさん「レイコという名前なんですけど、
先生が書いたはったのは、ヤマに、テンにマかな・・・」

私「エッ? ヤマにテンにマ?」

A「漢数字のハチのテッペンをくっつけるとヤマになるでしょ。
そのヤマの下にテン書いて、その下にカタカナのマ」

皆さん分かりますか?

これって「令」という漢字を説明しておられたのです。

「命令」の「令」と説明してくれたらイッパツで分かるんですが、
電話で漢字を説明するって難しいですね。


「で、正しい漢字はね、ネ書いてシですわ・・・」

これは分かりました。
「シ」というのは、ひらかなの「し」のこと。

つまり「礼」ですね。

これも「礼儀」の「礼」と言えばすぐ分かるんですが。。。


いや~漢字は難しい。





カテゴリ: General
投稿者: admin
毎日 厳しい暑さが続いています


この夏、すでに何人かの方から暑中見舞いのハガキを頂いていますが、
まだ、返信できていません。

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ということで、この場をお借りして、「暑中お見舞い申し上げます」

考えてみれば、
私は、生まれてこのかた、
暑中見舞いというものを出したことがありません

そこで、モノの本を調べてみたら、
暑中見舞いというのは、
「暑中に知人などへ安否を尋ねるために出した手紙のこと。または、知人の家へ訪ねに行くこと。」
とあります。


なるほど、そうか。。。

昔は、相手の健康を気遣って、わざわざ訪問してたんですね。
冷えたスイカでも持って。。。


もう忘れてしまいましたが、漱石か鴎外の小説に、そんなシーンがあったような気がします。

想像するに、こんな光景です。

 セミの声も喧しい中、
 麻のスーツにパナマ帽をかぶった紳士が、
 風呂敷包みを携えて、
 生け垣をくぐって、玄関から入ってきます。

 鼻の下にはヒゲをたくわえて、
 ステッキなんぞを持っていたら、小道具としてはもう充分。

 玄関口には、なぜだか黒電話と金魚鉢。

 廊下を通って案内された座敷の障子は開け放されたままで、
 どこからか、蚊取り線香の香りが。。。

 そして、縁側には風鈴がぶら下がっていて、
 ゆったりと、ウチワで客に涼をとる。


向田邦子のドラマにでも出てきそうな場面ですが、
持参した風呂敷包みを解きながら、
「暑中お見舞い・・・」とやれば、
もうこれが、日本の夏ですね。


 そこで、主(あるじ)が「オーイ!」と手をたたくと、
 単衣姿のご内儀が、
 井戸水で冷やしたお絞りと、冷や酒なんかをお盆に載せて現れる。


 

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 グゥ~イ!。。。と、まあ一杯。

 火照ったカラダにしみわたる。

 まあ一杯。。。

 注しつ注されつ。。。

 ほどよい加減になった時分には、
 真夏の太陽も、いつしか傾きかけて。。。。

 いいコンコロモチ。。。。


でも、こんなこと、
毎日してたんじゃ~ 身が持たないな。



そんな思いを馳せながら、
表も裏もパソコンで印刷された”かもめーるハガキ”を眺めています。

ハ~ なんと軽いこと。


でも、イマ風でこれもいいか。。。

懸賞もあるし。。。