皆さんはe-Tax ってご存知ですか？

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e-Tax というのは、電子政府の一環として国が進めている電子申告のことです。現状ではまだ数％の普及率ですが、わが事務所でも2ヶ月ほど前からお客様の会社の申告について、このe-Taxをスタートさせました。

決算書や申告書のデータを事務所のパソコンに入力して作成するまでは同じですが、その先が違います。

紙に印刷せずに、印鑑も押さず・・・
日税連から交付されたカードをパソコンに読み取らせて電子署名をして、お客様の納税者識別番号やパスワードを使って、インターネットを通してデータを国税庁に送信するのです。



そうは言っても、何のことやら、なかなかイメージがつかみにくいでしょうね。

私もこの2ヶ月で10社ほど実際にやってみて、ようやく要領が分かってきたところです。

地方税にも同じようにel-Taxという制度ができました。
だから、今までみたいに、印刷した紙の申告書を、税務署と府税事務所、市役所の3ヵ所へ提出に行って、受付印を押してもらうということがなくなりました。

ワンクリックで、ポーンと申告書が空を飛んでいくわけです。

最初のうちは本当に着いているのかどうか不安でしたが、ようやく最近は慣れてきました。

税務署など役所の受付印はありませんが、最近は金融機関でもトラブルがなくなったと聞いています。

なお、税理士が代理送信する場合は、お客様のほうでIDカードを取得していただく必要もなくなりましたので、格別お手を煩わすこともありません。

当事務所では、これまでと同様に申告書一式を紙に印刷して、受付通知書をセットしてお客様にお渡ししています。

なおセキュリティにも万全を期していますので、ご安心下さい。