確定申告が終わったこの時期は、
ふつうなら少し息が抜けるのですが、
どうも今年はそうではないようです。

先週から、もうすでに3社について税務調査が入りました。

「○○税務署 法人課税部門の△△ですが、
先生の関与先の××株式会社について税務調査をお願いします。
ついては日程の調整をお願いできませんか…」

来た…きた…キタ…
もちろんこれは任意の調査ですが、
かといって断るわけにもいきません。






早速、関与先に電話して日程調整と下打ち合わせ。

私はこういう税務調査の際には、
事前に税務署の担当官にあいさつに出向いて、
それとなく調査のポイントを訊ねることにしています。

「この会社について何か具体的に知りたい点があるのですか?」
「いやあくまで現況確認と一般的な調査ですから…」

しかし、何もないのに調査に来るはずがなく、
こんなときはたいてい1つや2つは確証を握っています。

そしてその項目を察知して、
あらかじめ資料を揃えて明確な説明ができれば、
調査が省略になることもあります。

今回は3社のうち1社はそれによって調査省略。
2社はポイントが分かっていたので、
要領よく半日で調査完了。

いずれも若干の指導事項があっただけで、
すべて申告是認。
関与先にも余計な負担をかけずにすみました。

まずは上首尾の好スタートです。