皆さんは税理士というと、どんなイメージが浮かびますか?

 私はときどき、新しいお客様から、
「こんな若い先生が来られて驚きました」
と言われることがあります。

 そんなことを言われたら気恥ずかしいのですが、
一般的に税理士というのは、
「風呂敷包みを持ったお爺ちゃん」というイメージだそうです。

 平成20年4月末現在で、全国の税理士登録者数は70,422人で、平均年齢は59.5歳となっています。その内訳を見ると、
100歳代 6人
90歳代  292人(0.4%)
80歳代  7,213人(10.2%)
70歳代 12,609人(17.9%)
60歳代 15,708人(22.3%)
50歳代 14,788人(21.0%)
40歳代 11,602人(16.5%)
30歳代  7,867人(11.2%)
20歳代  333人(0.5%)  だとのこと。

 それにしても90歳代と20歳代の人数がたいして変わらないというのは驚きです。
54歳の私など、もし会社勤めしていたら、もう定年が見えてきた大ベテランのはずですが、まだ税理士業界ではクチバシの黄色いヒヨッコといったところ。

 おそらく他のサムライ業でも、ここまで高齢化した業種は少ないのではないでしょうか。

 若手と言われて、うれしいような、ちょっと心配なような…