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生命保険の二重課税20万件超、過去5年間分を調査!


・生命保険の「二重課税問題」で、生命保険協会は、二重課税の可能性がある保険が、2009年までの5年間分で計20万件を超えるとの調査結果を国税庁に報告しました。(加盟約45社分を集計)

・同協会は、判決と同じタイプの保険のほか、二重課税と判断される可能性がある商品として、年金払い型の学資保険個人年金保険、企業年金保険、団体定期保険を対象に挙げ、また、これまで生保が源泉徴収していた所得税額は、約300億円に上ることを公表しました。

・財務省は、時効となった5年以前の二重課税分も返す方針で、さらに件数が膨らむ可能性があるとしています。

・最高裁は1年目に支払われた部分には運用益が含まれておらず、すべて元本部分とし、全額が二重課税と判断しましたが、2年目以降の元本部分と運用益部分の区別は不明となっており、年金払いが始まって2年目以降に支払われた保険金への課税が問題となっています。

参考サイト; 国税庁ホームページ